「現役アパレル販売員」が本当におススメする洋服

現役のアパレル販売員の目線で本当におススメできる洋服、小物などのファッションをジャンルやカテゴリーなどに分けて紹介していくブログです。

現役アパレル販売員がおススメする「メンズ リング ブランド5選」

メンズのアクセサリーはどれを買うか、どれがイケてる、カッコいいのか、難しいと思います。

 

ギャル男っぽいリングではなく、スマートな印象のリングを紹介してくれているサイトも少ないです。

 

今回はセレクトショップで取り扱っているリングのブランドを中心におすすめの物を選抜しました。

 

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目次

 

 

 

Tom Wood (トム ウッド)

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2013年にブランドがノルウェーオスロで設立。オスロの自然豊かな環境から天然石を使用したジュエリーが代表作となっている。

 

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メッキ加工をせずに作られたシルバーやゴールドをベースに、天然の鉱石をそれぞれの石の表情に合わせてカットし、はめ込んでいる。こうして世界に一つしかないアクセサリーを作っている。

 

ユニセックスなので女性へのプレゼントもおすすめです。

 

 

 

 

Chrome Hearts (クロムハーツ)

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クロムハーツは1988年にアメリカでスタート。

設立当初はレザー製品をメインとしていたが、それに付属するシルバーのデザインが注目され、特にバイカー達の間で人気になった。

 

日本では最初にコム デ ギャルソンが取り扱いをスタート。多くの海外セレブやカールラガーフェルトなどファッション業界でも非常に評価の高いブランド。

 

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少しいかついイメージがある方もいるかもしれませんが、あまりゴリゴリ過ぎない、写真の「スクロールバンドリング」などはさりげなさがあり、ファッションのワンポイントとしてクロムハーツを取り入れるのがワンランク上のおしゃれだと思います。

 

クロムハーツを主張し過ぎない程度が重要です。

 

 

 

 

Bill Wall Leather (ビルウォールレザー)

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カリフォルニア州マリブにて1985年に誕生した。商品の大量生産は行っておらず、マリブの工房にてビル・ウォール氏の厳しい管理の元にデザインから完成まで全ての工程を一貫して行っている。

 

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ビルウォールレザーの代表的なスターモチーフ。ややゴツく感じるかもしれないが、スター型なので少しかわいらしさも兼ね備えているリングです。

 

ちなみにBEAMSではこれのオリジナルサイズより少し小さいサイズも展開しているそうです。

 

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他にも小ぶりのゴールドなんかもおしゃれですね。

 

 

 

 

HOORSENBUHS (ホーセンブース)

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ホーセンブースは2005年にアメリカリフォルニア州でスタートしたブランド。

ブランド名は、ロバート・G・キースの祖先が航行していた16世紀のオランダの商船の名が由来。

 

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おすすめはシグニチャーアイテムでもある、トライ・リンクのシンボルモチーフに作成されたリング。

 

コマ数や大きさで値段が変わったりするので、自分の指にあったものを選んでみて下さい。

 

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非常にシンプルで、様々なファッションに合わせやすい点も特徴です。

 

 

 

 

Kei Shigenaga (ケイ シゲナガ)

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ケイシゲナガは日本のハンドメイドジュエリーブランド。デザイナーはニューヨークで7年銀細工職人として働き、現在日本でジュエリーの製作を行っています。

 

取り扱いのお店も非常に少なく、今後注目されていくことが間違いないブランドです。

 

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代表的なデザインとして、「壊れた」デザインのアイテムがあり、ひとつひとつ手作業で作られていて繊細さが伝わってくるアイテムです。

 

ありそうでなかったデザインで僕自身非常に目を奪われ、正直、一番のおすすめジュエリーブランドです。

 

 

 

 

 

以上がおすすめのメンズジュエリーブランドです。

 

有名なものからインディペンデントな物まで、どのブランドもいくつかの型を製作しているのでそこから、好みのデザインを見つけてみて下さい。

 

素敵なアクセサリーはおしゃれな雰囲気を数段アップさせてくれます。

 

 

現役アパレル販売員がおススメする「メンズ パックTシャツ ブランド5選」

パックTシャツってご存知ですか?

 

見たことある方も多いかと思います、袋に複数枚数入ったTシャツのことです。

 

僕が働くお店でもシーズン問わず人気のアイテムで、僕もほぼ毎日着ています。

 

さらに、だいたい5千円もしないでTシャツが2枚入っていたりして、お得感もありますね。

 

そんなパックTもブランド毎に特色があって、「どの様に着るか」によって買うパックTも異なります。

 

ここからどんなパックTが自分が欲しいか探してみて下さい。

 

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目次

 

 

Hanes (ヘインズ)

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ヘインズはアメリカのアンダーウェアブランドで1901年に創業されました。言わずと知れた、Tシャツといえばこのブランドではないでしょうか。

 

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おすすめパックTは二枚組のジャパンフィットモデル。

 

日本人の体型に合わせたシルエット。

 

5.3ozの透けず、厚すぎずの程良い厚さ。

 

胴周りを一枚の布で仕上げた丸胴仕様で、脇部分に縫製がないので着心地が良くスッキリとした形になっています。

 

プライスは¥2,970とコスパも良い。

 

 

 

 

Brooks Brothers (ブルックスブラザーズ)

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ブルックスブラザーズは1818年に創業したブランド。アメリカでも最も早く既製のスーツを発表しており、アメリカントラッドといえばラルフローレンとブルックスブラザーズという程、非常に人気も歴史もあります。

 

 

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そのブルックスブラザーズのパックTシャツはスーピマコットン(弾力があり、柔らかく、非常に強い素材)を使用して。

シンプルなクルーネックで三枚入り¥5,500です。

 

個人的に非常におすすめで、着心地は抜群であり、ジャストフィットのサイズ感なので重ね着にも使いやすいです。

 

そこまで厚い生地ではないので、ピタッと肌に密着させて着てしまうと、透け感は出てしまうのでそこは気をつけて下さい。

 

 

 

LOS ANGELS APPAREL × BEAMS (ロサンゼルスアパレル × ビームス )

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ロサンゼルスアパレルは元<American Apparel(アメリカンアパレル)>のDov Charneyが創設。 製品に使う糸の半分以上をアメリカ産でまかない、国内生産にこだわっている。

 

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6.5ozのパックTとは思えない程の生地の厚さにより、白でも透けることがないところがポイント。

シルエットもゆったりとしていて、一枚でサラッと着てもおすすめです。

 

ちなみにBEAMSとの別注ポイントはパッケージのみとのこです。黒の展開もあります。

お値段¥7,150。

 

Los Angelss Apparel S/S Garment Dye CrewNeck 6.5oz

楽天で購入
 

 

Graphpaper (グラフペーパー)

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グラフペーパーは1LDKやカンナビスなどの名店を手がけてきたクリエイティブディレクターの南 貴之氏が2015年にオープンした注目ショップ、『グラフペーパー』で展開されているオリジナルブランドです。

 

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グラフペーパーのパックTの特徴として、まずゆったりとしたシルエットで着る人を選びません。

 

色展開もパックTにしては豊富な白、黒、ネイビー、グレーの4色。

 

日本でも数台しか残っていない、吊り編み機という機械で編まれ、その後に度詰め加工をすることにより、ふっくらとしつつも目の細かい生地になります。そうすると一枚で着ても透けないTシャツが完成するのです。

 

お値段は二枚組¥15,400です。

 

 

 

 

Supreme × Hanes (シュプリーム × ヘインズ)

 

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Supremeはアメリカのスケートボードカルチャーをバックボーンとしたブランド。

1994年に創業され、今や世界を代表するストリートブランドであり、様々なブランドとのコラボレーションが常に注目されている。

 

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どこがSupremeのコラボかというと右下のロゴ。そうボックスロゴがヘインズのTシャツに載せられています。

 

さらに着丈はヘインズの赤パックより5cm以上も長く作られています。

 

ヘインズの赤パック同様生地は薄く、一枚で着るのではなく、インナーとして着ていただくことがおすすめです。

Tシャツに重ねて裾からボックスロゴをのぞかせるのも良いのでは。

 

三枚入りお値段は¥5,500です。

 

 

 

以上がおすすめのパックTシャツです。

様々なブランドから出ていて、通年販売しているであろうワードローブになるアイテムです。

 

着用シーンや自分のスタイルに合わせてこの中から選んでいただけるともうワンランク上のおしゃれを楽しんでいただけると思います。

 

 

アパレル販売員の1日って何するの?

今回は「アパレル販売員の仕事」について書きます。

 

これからアパレル販売員、アパレルスタッフ、洋服屋さんとして働きたいけど、一日の業務はどんな感じなの?って思う方もいると思うので、その辺についてお話しします。

 

まず、前提として、アパレル販売員でも、「セレクトショップ」での1日です。

まあ洋服屋さんならほとんど大まかな流れは変わらないと思うので、そんな感じなんだぐらいに見てみて下さい。

 

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目次

 

 

 

掃除

出勤したらまず、掃除です。

掃除機かけて、鏡、ショーケース等拭きます。

ショーケースが汚いのは商品がよく見えないので、しっかり拭きます。

ちなみに僕の職場では掃除は下っ端がやるだけでなく、上司も進んでやっていました。

 

朝礼

オープン30分前くらいから朝礼が始まります。

昨日の売上や今日の予算、商品、お客様関連の共有などをして、ベストな接客ができる準備をします。

 

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オープン〜

オープン時間になると、基本的には店内で商品を畳んだりしながらお客様を出迎えます。

 

接客・業務

そして接客です。

販売員のメイン業務であり、人によってそのスタイルも恐らく異なると思います。とにかく買ってくれというお店もあると思いますし、接客しろと言われているから接客してるとこもあると思います。

ただ、楽しんで接客することは一番大切だと思います。

 

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休憩① 

そうこうしていると、12時くらいになります。

お昼休憩です。スタッフが順番に行って帰ってきてと繰り返して、お昼休憩へ。

だいたい1時間が多いと思います。

 

接客・業務

昼休憩が終わるとまた接客です。

だいたい13時から16時くらいまでは接客、店内の畳み、清掃などを行います。

 

あと時間は関係なく、お客様の電話対応、他店舗への商品の発送業務などもしています。

 

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休憩②

そうこうしていると16時くらいになり、2回目の休憩です。30分ですかね。

 

接客・業務

休憩から戻るとまた先ほどと同じ様に接客やその他の業務を行います。

 

夕方のこの時間ってどこのお店も混むことが多いです。ある程度お店を見てきて、買うことにした方や、仕事終わりの方などいらっしゃいますから。

 

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商品入荷・捌き

18時過ぎるくらいに新規商品などの商品が入荷してきます。(この入荷の時間はお店や会社によって異なります。今回紹介している時系列ではこの時間にしています。)

 

スタッフの何名かが、新規商品を開けては畳み(捌くって言ってます)繰り返します。

結構新規入荷の商品とか実物見れたりするのでなかなか楽しいです。

 

接客〜クローズ

入荷商品の捌きが終わって接客をしたりしていると、すぐにクローズの時間になります。

(今回はクローズ時間を20時と仮定しています。)

 

クローズ作業は主にレジ閉めや先ほど入荷した商品をさらに人数をかけてストックしたり、店頭に出したりなどします。

 

終礼

ある程度各々の作業に目処がついたら終礼です。1日の振り返りなどをしたり、まあお店によってそこも色が違います。

 

まとめ

こんな感じがアパレル販売員の1日です。

ざっくりと書いたので、単調に見えますが、たしかに単調な仕事かもしれません。

 

ただ、その単調な中にも色々なおもしろさが詰まっている仕事でもあります。

 

洋服が好き、接客が好き、人と会話することが好き。始めたい理由はなんでも大丈夫だと思います。

 

僕は学生の頃にアパレル販売員のアルバイトを始めて就職もこの業界にしました。(アルバイトと就職含めると3社目です)

 

そして単純に洋服・ファッションが好きという理由でここまで続けてきています。

それだけでも充分働くことができています。

 

もし、悩んでいる方がいれば是非始めてみて下さい。

 

この仕事楽しいですよ。

 

現役アパレル販売員がおススメする「サングラス ブランド 5選」

 

セレクトショップはよくPOP UPなど、一つの商品、ブランド、アイテムに注目してイベントをやっていたりすることはご存知でしょうか?

 

そしてこれからの時期に多いのが、サングラスのイベントです。欲しいタイミングですよね、サングラス。

 

正直に言います。

 

お店においてあるサングラス全てが良い物ではないと思います。

 

主観が入っていますが、少なくとも僕が思う買うべきサングラスと買わない方が良いサングラスはあります。

 

では、「買うべき方」をここでご紹介します。

 

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目次

 

 

 

MOSCOT (モスコット)

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MOSCOT(モスコット)1897年にブランドの創始者がメガネの販売を始め、1915年にMOSCOTの店がスタート。アメリカンヴィンテージであり、現代的なデザインが人気の理由です。

 

モスコットでは定番のフレームにカラーレンズを入れるような形でサングラスが楽しめます。

 

おすすめは

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定番モデルの「レムトッシュ」。

1950年代に発表され、今なお、人気のモデル。

 

レンズが逆台形のウェリントンをベースに丸みをもたせた形です。ウェリントンとボストンの間の形なので、どちらか迷われている方にもおすすめです。

 

写真の様に薄めのカラーレンズを入れてもカッコ良いですね。

 

ちなみに、ビームスでは毎シーズンモスコットのオーダー会をやっていたので自分だけのモスコットが欲しい人は要チェックです!

 

 

 

 

 

OLIVER PEOPLES (オリバーピープルズ)

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OLIVER PEOPLES (オリバーピープルズ)は1987年にハリウッドで生まれたブランドです。ヴィンテージのフレームが原点となっていて、当時販売されていたアイウェアとは一線を画すようなデザインとなった。

 

他ブランドなどとのコラボレーションも多く出していて、名実ともに業界トップクラスのブランド。

 

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おすすめはこちらの「MP-2」。

1987年創業からあった型を現代技術で復刻したモデル。

 

メタルとセルのコンビで作られているモデルであり、このコンビネーションが美しくも存在感があります。

 

さらにブリッジなどに「太陽のモチーフ」や「波のモチーフ」など、美しい装飾が施されています。

 

 

 

 

 

 

ayame (アヤメ)

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ayameは2010年にブランドがスタート。ブランドのコンセプトは「温故知新を基に色褪せること無く在り続ける形の追求」。アヤメ のアイウェアは、世界最高峰の技術を持つ福井県鯖江市の職人によって1つ1つ丁寧に作られている。

 

雑誌などの掲載も多くファッション関係者も多く愛用しているブランドです。

 

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おすすめモデルは「NEWOLD」。

クラシカルなボストン型とカジュアルなウェリントン型、両者の良い所をかけ合わせたモデル。

 

非常にかけやすい型で、ファッション的にもどんな格好にも相性が良いです。

 

 

 

 

 

A.D.S.R. (エーディーエスアール)

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2010年にスタートした日本のブランド。電子音楽をコントロールする4つの要素「Attack」「Decay」「Sustain」「Release」の頭文字に由来し、音楽をバックボーンとしている。

 

サングラスのブランドながらメガネ屋ではなく、洋服屋から発売が始まったブランドでファッション性も高い。

 

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このおすすめモデル「ZAPPA」はフレーム、テンプルが薄くしたスクエア型。シンプルなデザインがどんなシーンにも合います。

 

フレーム、レンズカラーの組み合わせが非常に多く、自分の好きなカラーデザインを探すのも一つの楽しみですね。

 

A.D.S.R.のサングラスは日本人向けに作られているので、日本人の顔へのフィットも非常に良いです。

 

 

 

 

 

Lesca (レスカ)

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1964年にメガネの産地で有名なフランスのジュラ地方で生まれたブランド。量産技術や最新の製造機械だけに頼らず当時から大事にしてきた金型や設備によって製造しています。

 

フレンチアイウェアの代表ブランドであり、個性的なフレームの形も特徴であり、感度の高い人々に愛用されています。

 

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フレンチアイウェアといえば、このテンプルの凹凸。この「pica」は代表的なモデルであり、強すぎない個性がよりおしゃれに見せてくれます。職人がハンドメイドで作っているという技術力の高さや温もりがこのブランドのおすすめです。

 

 

以上がおススメのサングラスブランドです。

今回、紹介しようかと悩んだブランドで「レイバン」があります。非常に良いブランドなのですが、日本人の顔に合いづらいのが気になり、今回はいれていません。(もちろんアジアフィットもありますが、それを踏まえても今回紹介したブランドの方がおすすめです)

 

以前、このブログでは「おススメのメガネ」を紹介しています。ブランドも結構被ってしまっていますが、自分の経験、ファッション関係者の意見をまとめたブログでもあるので、今回のご紹介させていただいたブランドも間違いないかと思います。

 

 

現役アパレル販売員がおススメする「Maison Margiela (メゾン マルジェラ) タビブーツ」

最近、改めて人気が沸騰している

Maison Margielaのタビブーツ (足袋ブーツ)

について書きます。

 

ブーツの詳細はメンズよりの解説になります。

 

僕自身これを購入するときサイズや色など選ぶことにかなり迷ったので、その手助けになればと思います。

 

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目次

 

 

 

Maison Margiela (メゾン マルジェラ) とは

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1988年に設立されたフランスのファッションブランド。デザイナーはマルタン マルジェラ。

デザイナー自身が影響を受けたブランドの一つとして日本のコムデギャルソンが挙げられている。

デザイナーのマルタン マルジェラは2008年に引退し、それ以降デザインチーム、そして現在のジョン ガリアーノへとデザイナーは変遷している。

 

カレンダータグ

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マルジェラといえば数字が羅列された独特なタグ。元はといえば、ブランド名を記さないことにより、アイテムそのものを消費者に見て欲しいという意図があったが、逆にそれが一種のアイデンティティであり、アイコンになっている。

 

0 – 手仕事により、フォルムをつくり直した女性のための服
0 10 – 手仕事により、フォルムをつくり直した男性のための服
1 – 女性のためのコレクション(ラベルは無地で白)
4 – 女性のためのワードローブ
3 – フレグランスのコレクション
8 – アイウェアのコレクション
10 – 男性のためのコレクション
14 – 男性のためのワードローブ
11 – 女性と男性のためのアクセサリーコレクション
12 – ファインジュエリーのコレクション
13 – オブジェ、または出版物
22 – 女性と男性のための靴のコレクション

 

 

タビ ブーツとは

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いよいよ本題です。

 

マルジェラの定番アイテムの一つ。

1988年の初のランウェイからコレクションのモデルが履いていて、非常にアイコニックな靴。

 

コレクション発表までの期間この足袋ブーツを作りたいという意思があっても、どこの靴職人もその先が割れた靴を作ることは不可能だと言っていた。しかし、巡り合わせによりイタリア人の靴職人アメリオ ザガトとの出会いにより、この靴は完成する。

 

元はマルジェラ自身が快適なヒールシューズを作りたいという考え、そして、日本の作業用足袋から着想を得たアイテムなのである。

 

タビブーツの種類

 

①ヒール6cm

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②ヒール3cm

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③フラットソール

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④スリッポン

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⑤Airbagヒール

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現在は主にこれらのタビブーツが販売されています。Airbagヒールなどは斬新で従来のものより歩きやすいと言われています。

 

デザイン

マルジェラのタビ ブーツは革の種類、デザインがいくつかあります。シーズンによる違いも大きいので手に入らないものなどもあります。

 

定番は

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ブラックのカーフ(羊革)。

非常に合わせやすく、エントリーモデルであり、これはまず持っていた方が良いです。

 

次にペインテッド。これはマルジェラのアイコニックな技術であるペンキ加工と足袋が合わさったもの。

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この様なクラック加工の様な履きこむほどにペンキが割れていくモデル。

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ざらっとした質感のタイプなどもあります。

 

さらに

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こんな落書きプリントの物まであります。

 

着用感

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マルジェラのタビブーツは履きやすいと僕は感じます。

その履きやすいというのは、他にもヒールブーツを僕自身履きますが、それらと比べて歩きやすいです。走ることもできます。

 

ヒールブーツはトゥがシャープなものも多く、長時間歩くとつま先を刺激します。

逆に、マルジェラのタビブーツは見ての通り、ある程度横に広い作りであり、日本人の足にも合っています。甲が広い方でもサイズ次第でいけます。

 

やっぱり6cmヒールが一番疲れます。

マルジェラのタビブーツといえばヒールがしっかり欲しいところですが、モード感も強いので、もう少し気軽に履きたいのであれば3cmヒール、フラットソールも良いかと思います。

 

3cmはヒールにも関わらずとにかく歩きやすいと聞きました。(僕は持っていませんが、メンズの所有者2人、レディースの所有者1人全員言っていたので間違いないです)

 

 

サイズ感

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僕の足の実寸は25cm程です。スニーカーは26cm履いています。そんなに甲高などではないですが、タビブーツ(6cm)は40を履いています。

39も試しましたが、かなりフィットしていて、歩いたときに足がつま先に当たりそうで40にしました。

正直、少しゆるい気もして、気になったのでインソールを靴の修理屋で入れて履いています。

今では快適に履くことができています。

 

ちなみにもう一個19fwシーズンにタビヒールブーツのペンキの白を買いました。上の写真でいうとざらっとした質感のタイプです。

それも39、40を試しましたが39はもう履き口からかなり細くて、履いてもビタビタ過ぎて、個人的にはこれは小さ過ぎると感じ、40をチョイス。

こちらはインソールを入れずにジャストで履くことができています。

 

そのため、シーズンやモデルによってサイズ感が異なるので気をつけて下さい。

僕はレザーシューズはジャストサイズで履くタイプですが、ヒールブーツに関しては足が自然とつま先に向かっていく構造なので、ビタビタ過ぎないほうが良いかなとも思います。

 

あくまで、参考までに。

試着はした方が良いです。

 

コーディネート

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パンツの種類で写真をピックアップしましたが、太いものから細いものまでパンツは何にでも合います。

 

もっとモード感が強い合わせもできますが、あえて「ぽくない格好」に合わせるのもカッコ良いですよ。

 

是非参考にしてみて下さいください。

 

 

 

 

 

 

現役アパレル販売員がおススメする「メンズ 半袖シャツ ブランド 5選」

 

5月のGWも終わるとセレクトショップでは、盛夏物がドンドン動いてきます。(厳密にはゴールデンウィークから徐々にその兆しがあります)

 

Tシャツからハーフパンツがよく動き、その後に半袖シャツってイメージです。

 

意外とシャツって半袖になると着ない方もいます。

 

なぜ?

 

答えは「子供っぽくなる、デザインによってはダサくなるから」

 

じゃあ、子供っぽくならない、カッコ良いデザインの半袖シャツ選びましょうよ。

 

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目次

 

 

 

COMME des GARCONS SHIRTS

(コムデギャルソン シャツ)

 

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1988年からスタートしているコムデギャルソンのシャツをメインとして取り扱うブランド。

 

基本的に生産国をフランスにおいていて、逆輸入のようなブランドになっています。

 

ちなみにコムデギャルソン シャツがおすすめの理由の大きな一つとして、「デザイナーの川久保さんが携わっている」ということ。

 

コムデギャルソンの中では川久保さんが携わらず、デザインチームで作っている、あるいは別のデザイナーが行っているものもあります。

 

SHIRTS以外だとメンズはPLUS、homme deuxあたりでしょうか。

 

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supremeとのコラボなどでもさらに幅広い層に影響を与えています。発売から時間が経ってもまだ高値で取引されているので驚きです。

 

コムデギャルソン シャツといえば、切り返し、ストライプ、パッチワークのデザインが定番です。

 

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シルエットは全体的に細身で来ていただくようなシルエットです。肩幅もぴったりあるいは少しのゆとりといった、キレイめに着ていただくことをおすすめします。

 

ワンランク上のスタンダードシャツと考えていただけると良いかと思います。

 

 

 

 

 

AURALEE (オーラリー )

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「素材づくりからデザイン」というコンセプトの基、2015SSからスタートした国内ブランド。

 

プライス面と生地、デザインを考えるとやはり圧倒的にバランスが取れブランドです。

 

オリジナルの生地を作ってそこから、服が出来上がる。

生地から作るブランドというのは非常に少ないです。なぜなら時間とコストがかかるから。

 

ただ、オーラリーは生地会社が母体となっているブランドなので、そこのバランスが非常に良心的に作られている。

 

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オーラリー の半袖シャツがおすすめできる点の一つとして、「絶妙な色」である。

 

他ブランドではないような、ハイセンスでいて、シンプルな色がシーズンで毎回展開されていて、そこに魅了されています。

 

シルエットは写真のようにややルーズなシルエットがほとんどで、一枚でこなれ感が出るようなシルエットになっています。

 

手っ取り早くおしゃれになるアイテムだと思います。

 

 

 

 

YOKE (ヨーク)

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2018年に日本で設立されたブランドと非常に新しいブランドです。

 

デザイナーは元MARKAWAREの生産管理として働いていた方で、MARKAWAREは素材、生地、服を作る上での工程など非常に拘っているブランドで、それが現在のブランドでも現れています。

 

取り扱っているお店もあまり多くはないので、あまり見ないかもしれませんが、非常に上質でリラックス感のあるアイテムが特徴です。

 

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これは20SSシーズンのオープンカラーシャツです。

コットンとシルクのででき、非常に軽く上質な生地であり、横にボタン付きのスリットがあり、背面にはフラップベンチレーションが付いていて、風通しも非常に良いです。

 

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この様にデザイン面でも一工夫されていて、且つ生地も拘っている、今、人気のブランドです。

 

stein (シュタイン)

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2016年に国内でスタートしたブランド。

「無から有へ。そのはざまの部分を表現する。」をブランドコンセプトに、メンズおよびウィメンズのアイテムを展開している。

 

個人的に非常におすすめのブランドです。

 

理由として、まず、steinはシンプルなディテールのアイテムがよく取り上げられているイメージですが、実際は国内ブランドでも珍しい、エッジの利いたアイテムも作っていて、アイテムの幅が広い。

 

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20SSのストライプシャツは程良くリラックスムードのあるシャツで、レギュラーカラーの作り。この色味も絶妙です。

 

LEMAIR (ルメール)

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1990年からフランスでスタートしたブランド。

デザイナーのクリストフルメールは2011〜2015年にエルメスのレディースウェアのアーティスティックデザイナーに就任、他にもラコステのクリエイティブディレクターも行っていた。

 

ブランドの歴史がありながら、今尚、感度の高いファッション層がチェックするブランドの一つとして存在し続けるのは非常にすごいことです。

 

さらにはUniqlo Uも手掛けているので、非常に万能なデザイナーであることが分かります。

 

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20SSシーズンの半袖シャツはブラックボディに白のスティッチが特徴的なアイテム。

このシーズンのランウェイのトップバッターを飾ったアイテムであり、襟もあまり見ないワイドなキューバンカラーでシンプルながらも個性のあるシャツです。

 

 

 

 

 

以上が半袖シャツを着るなら

おすすめのブランドをご紹介しました。

 

今回選んだブランドは今、非常に人気の高いブランドであり、歴史のあるものから最近のブランドを幅広く選抜しました。

 

夏の服装はシンプルになりがちであり、シンプルでないと暑いのですが、こういったときこそ、その洋服の上質さやデザインが人との差をつける、おしゃれに見える点かと思います。

 

是非、参考にしてみて下さいください。

 

 

現役アパレル販売員がおススメする「メンズ バックパック ブランド5選」

バッグって皆さんは普段何を使っていますか?

 

使ってないという方や、以前紹介したスモールバッグを使っている方もいるかと思います。

 

ただ、少し荷物が多い日や書類を持っていかないといけない、PCを持っていかないといけない。

そんな日もありますよね。

 

そこで便利なのが、バックパック、リュックサックです。

 

両手も空くし、大きさの幅も広い。

しかしこれまた、種類が多い。

 

じゃあここで何を使っておけば良いかご紹介しますね。

 

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目次

 

 

 

PORTER (ポーター 吉田カバン)

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1962年に吉田カバンのオリジナルブランドとして登場したポーター。

幅広い層に支持されていて、セレクトショップのバックコーナーにはなくてはならない存在かと思います。

 

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コラボアイテムも人気であり、上の写真は即完のTOGAとのコラボバッグ。

 

そして、今回おすすめしたいのはこちら

 

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「タンカー」です。

ポーターの定番中の定番。光沢感のあるナイロンツイルと撥水性のあるナイロンタフタで中綿を挟み込んだ生地が特徴。

 

ミリタリー要素の配色、素材が凝縮されている。

 

カジュアルなバックパックであるが、中でもきれいめな印象のアイテム。

 

 

 

EASTPAK(イーストパック)

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1960年にアメリカで創業したバッグブランド。

イーストパックはリュックに初めてコーデュラナイロンを使用したブランドで非常に丈夫、軽量な素材になっている。

 

ちなみにコーデュラナイロンは通常のナイロンの7倍の強度があるといわれているタフ且つ軽量な生地。

 

こちらもコラボが有名なブランドであり、

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僕も大好きなブランド、ラフシモンズ とのコラボも常に注目されています。

 

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おすすめは定番の「パデットパッカー」です。

EASTPAKであればこのくらいシンプルでカジュアルなものが1番ですね。

 

 

 

 

Herve Chapelier (エルベ シャプリエ)

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エルベシャプリエはフランスのブランド。

エルベシャプリエといえば、シンプルな舟型のトートバッグがレディースで非常に人気だが、今回はデイパックをご紹介。

 

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ロゴも目立たない、シンプルなデイパックは様々なコーディネートと相性が良いです。

 

セレクトショップのスーツ部門のスタッフは何人もこのデイパックを愛用していました。

 

おすすめは上の画像の「879NM」。

シンプルなナイロン素材で作られていて、軽量で普段使いしやすいサイズになっています。

 

 

 

 

COMME des GARCONS (コム・デ・ギャルソン )

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とうとうこのブログで、このブランドを紹介する日が来ました。

コム・デ・ギャルソンは1969年に日本で誕生した日本が世界に誇るブランド。

デザイナーは世界で最も影響のあるデザイナートップ5に毎度入る、川久保玲

 

そんなギャルソンが作るバックパックとは一体。。。

 

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すごくシンプルなバックパックです。

ポケットの隣にブランドタグが付いていて、サイズは大小二型あります。

随所にレザーが使われていて、品のあるデザイン。

 

今、僕が使っているのはこのバッグパックの大きい方です。非常に使いやすい、コーディネートに合わせやすいです。

 

ギャルソンですが、値段もそこまで高くない(2万円前後)ところもおすすめの理由の一つです。

 

 

 

ARC'TERYX (アークテリクス)

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アークテリクスは1991年カナダのバンクーバーでスタートしたブランド。

創業年を聞くと意外と最近なのですが、アウトドア業界では様々な最新技術を取り入れ、業界でもトップクラスのブランドとして認知されています。

 

そんなアークテリクスはバッグパックも非常に人気です。

 

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一番人気はやはり「ARRO22」。学生から社会人まで使用者は幅広く、大きさは15インチのノートPCも入る大きさ。

 

ファスナーには止水ファスナーが使用されていて、多少の雨の侵入は防ぐことができます。

 

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セレクトショップではBEAMSとの別注が盛んであり、アークテリクスではあり得ない柄物のARRO22の別注を発売したりしている。

 

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個人的なおすすめはこの「Granvill」。

ARROの使用者も多い中意外と被らない、且つ、アウトドア感の少ないデザインがタウンユースに向いていておすすめです。

   

 

 

 

以上が今回のおすすめバッグパックです。

パックブランドからアウトドアブランド、デザイナーズブランドのアイテムまで幅広くご紹介させていただきました。

 

使用用途によって選ぶ大きさも変わってきますが、コンパクトなタイプは女性へのプレゼントとしてもおすすめです。

 

是非、この中からお出かけに気分が上がる、バッグパックを選んで下さい。