「現役アパレル販売員」が本当におススメする洋服

現役のアパレル販売員の目線で本当におススメできる洋服、小物などのファッションをジャンルやカテゴリーなどに分けて紹介していくブログです。

現役アパレル販売員がおススメする「メンズ 半袖シャツ ブランド 5選」

 

5月のGWも終わるとセレクトショップでは、盛夏物がドンドン動いてきます。(厳密にはゴールデンウィークから徐々にその兆しがあります)

 

Tシャツからハーフパンツがよく動き、その後に半袖シャツってイメージです。

 

意外とシャツって半袖になると着ない方もいます。

 

なぜ?

 

答えは「子供っぽくなる、デザインによってはダサくなるから」

 

じゃあ、子供っぽくならない、カッコ良いデザインの半袖シャツ選びましょうよ。

 

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目次

 

 

 

COMME des GARCONS SHIRTS

(コムデギャルソン シャツ)

 

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1988年からスタートしているコムデギャルソンのシャツをメインとして取り扱うブランド。

 

基本的に生産国をフランスにおいていて、逆輸入のようなブランドになっています。

 

ちなみにコムデギャルソン シャツがおすすめの理由の大きな一つとして、「デザイナーの川久保さんが携わっている」ということ。

 

コムデギャルソンの中では川久保さんが携わらず、デザインチームで作っている、あるいは別のデザイナーが行っているものもあります。

 

SHIRTS以外だとメンズはPLUS、homme deuxあたりでしょうか。

 

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supremeとのコラボなどでもさらに幅広い層に影響を与えています。発売から時間が経ってもまだ高値で取引されているので驚きです。

 

コムデギャルソン シャツといえば、切り返し、ストライプ、パッチワークのデザインが定番です。

 

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シルエットは全体的に細身で来ていただくようなシルエットです。肩幅もぴったりあるいは少しのゆとりといった、キレイめに着ていただくことをおすすめします。

 

ワンランク上のスタンダードシャツと考えていただけると良いかと思います。

 

 

 

 

 

AURALEE (オーラリー )

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「素材づくりからデザイン」というコンセプトの基、2015SSからスタートした国内ブランド。

 

プライス面と生地、デザインを考えるとやはり圧倒的にバランスが取れブランドです。

 

オリジナルの生地を作ってそこから、服が出来上がる。

生地から作るブランドというのは非常に少ないです。なぜなら時間とコストがかかるから。

 

ただ、オーラリーは生地会社が母体となっているブランドなので、そこのバランスが非常に良心的に作られている。

 

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オーラリー の半袖シャツがおすすめできる点の一つとして、「絶妙な色」である。

 

他ブランドではないような、ハイセンスでいて、シンプルな色がシーズンで毎回展開されていて、そこに魅了されています。

 

シルエットは写真のようにややルーズなシルエットがほとんどで、一枚でこなれ感が出るようなシルエットになっています。

 

手っ取り早くおしゃれになるアイテムだと思います。

 

 

 

 

YOKE (ヨーク)

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2018年に日本で設立されたブランドと非常に新しいブランドです。

 

デザイナーは元MARKAWAREの生産管理として働いていた方で、MARKAWAREは素材、生地、服を作る上での工程など非常に拘っているブランドで、それが現在のブランドでも現れています。

 

取り扱っているお店もあまり多くはないので、あまり見ないかもしれませんが、非常に上質でリラックス感のあるアイテムが特徴です。

 

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これは20SSシーズンのオープンカラーシャツです。

コットンとシルクのででき、非常に軽く上質な生地であり、横にボタン付きのスリットがあり、背面にはフラップベンチレーションが付いていて、風通しも非常に良いです。

 

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この様にデザイン面でも一工夫されていて、且つ生地も拘っている、今、人気のブランドです。

 

stein (シュタイン)

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2016年に国内でスタートしたブランド。

「無から有へ。そのはざまの部分を表現する。」をブランドコンセプトに、メンズおよびウィメンズのアイテムを展開している。

 

個人的に非常におすすめのブランドです。

 

理由として、まず、steinはシンプルなディテールのアイテムがよく取り上げられているイメージですが、実際は国内ブランドでも珍しい、エッジの利いたアイテムも作っていて、アイテムの幅が広い。

 

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20SSのストライプシャツは程良くリラックスムードのあるシャツで、レギュラーカラーの作り。この色味も絶妙です。

 

LEMAIR (ルメール)

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1990年からフランスでスタートしたブランド。

デザイナーのクリストフルメールは2011〜2015年にエルメスのレディースウェアのアーティスティックデザイナーに就任、他にもラコステのクリエイティブディレクターも行っていた。

 

ブランドの歴史がありながら、今尚、感度の高いファッション層がチェックするブランドの一つとして存在し続けるのは非常にすごいことです。

 

さらにはUniqlo Uも手掛けているので、非常に万能なデザイナーであることが分かります。

 

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20SSシーズンの半袖シャツはブラックボディに白のスティッチが特徴的なアイテム。

このシーズンのランウェイのトップバッターを飾ったアイテムであり、襟もあまり見ないワイドなキューバンカラーでシンプルながらも個性のあるシャツです。

 

 

 

 

 

以上が半袖シャツを着るなら

おすすめのブランドをご紹介しました。

 

今回選んだブランドは今、非常に人気の高いブランドであり、歴史のあるものから最近のブランドを幅広く選抜しました。

 

夏の服装はシンプルになりがちであり、シンプルでないと暑いのですが、こういったときこそ、その洋服の上質さやデザインが人との差をつける、おしゃれに見える点かと思います。

 

是非、参考にしてみて下さいください。