現役アパレル販売員がおススメする「メンズ チノパン ブランド5選」
チノパン、チノトラウザーズ、合わせやすくて、楽ですよね。
ただ、「チノ」ってなんでしょうか。
簡単に言うとチノは、チノクロスという生地で作られたパンツであり、素材は綿100%あるいはポリエステル混紡で織られていて、丈夫で肌触りが良いのが特徴。
軍服などにも使われていました。
ざっと説明するとこんなところです。(本当にざっとですが、、、)
誰もが持っているであろうチノパンのおすすめを今日はご紹介します。
目次
AURALEE(オーラリー)
SCYE(サイ)
NEAT(ニート)
E.TAUTZ(イートウツ)
AURALEE(オーラリー)
AURALEEのウォッシュドフィンクスチノです。
エジプトの超長綿であるフィンクスコットンを使用したチノトラウザー。細番手のフィンクスコットン糸を3本撚りにすることにより、糸に丸みと膨らみを持たせてしっかりと高密度に織り上げたチノクロスを使用。
さらに柔らかい風合いにする為、何度も生地を叩いて、もみ洗いする加工を施して、古着のようなクタっとした素材感が特徴で肌触りもソフトです。
ウエストの裏に綿素材のスレキを当てる事で肌に触れる縫製面を減らしているため、穿き心地もとても快適です。
フロントに深めの1タックを入れる事で腰周りに丸みとゆとりを持たせています。
シルエットは股上を深めに取ることで腰周りにゆとりを持たせ、膝下から裾に掛けて絞りを入れたテーパードシルエット。
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BEAMS PLUS(ビームスプラス)
BEAMS PLUS2プリーツチノはセレクトショップ、ビームスのレーベルである「ビームス プラス」のオリジナルアイテム。
セレクトショップのオリジナルではあるが、非常に高いクオリティで毎シーズン売れているパンツだという。
シルエットはタックが入った立体的なシルエット且つ、かなりきつめのテーパードがかかっている。
丈は9分丈くらいに設定されているので、合わせているシューズの表情が良く見えるディテールになっている。
素材も綿にポリウレタンの混紡であり、ストレッチが効いていて履きやすさも抜群である。
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SCYE(サイ)
SCYEは国内のブランドであり、アイテムの素材、縫製などのクオリティに関して国内トップクラスのブランドの一つ。
そのSCYEからは、サンホアキンチノ2プリーツパンツのご紹介。
生地は綿花の産地として知られるカリフォルニア州のサンホアキンで生産された綿を、ムラ糸に撚った糸で織られたチノクロス。上品な光沢感にタフさを併せ持った素材は上質なカジュアルにぴったりです。
シルエットは腰回りに余裕をもたせて、裾にかけて細くなる好バランスなシルエットで非常に美しいです。
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NEAT(ニート)
NEAT(ニート)は国内のパンツ専業ブランド。とにかく、今も人気です。発売日に並ぶくらい人気のブランドなんです。デットストックの生地やクラシックなディティールを取り入れたモノ作りが特徴。
そんなNEATからはモールスキンワイドパンツ。
30年代のトラウザーズをベースにした2タックのディテール。
ギザコットンのモールスキン生地を使用して、綿100%とは思えない、光沢感を生み出しています。
パンツのマーベルト(腰裏の生地)にはブランドロゴが入った、マーベルトを使用し、快適なフィット感も与えてくれます。
ベルトレスで履くことが出来、Tシャツ一枚でも様になりますよ。
他のチノパンと比べるとすごく「きれいめ」な印象です。
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E.TAUTZ(イートウツ)
今回ご紹介するブランドでも唯一の国外ブランド、「E.TAUTZ」です。
ロンドンで1867年に創業したスポーツウェア系ブランドで、“ニッカボッカーズ”と呼ばれる、土木工事現場の人が履いているパンツである、あの“ニッカボッカ”の生みの親らしいです。
E.TAUTZのこのパンツ、「コアプリーテッドパンツ」は仕立ても非常にきれいであり、太いパンツながら、だらしなさが出ないアイテムになっています。
今回紹介した他のブランドのチノパンは裾がダブル仕上げの物が多かったですが、こちらは通常のタタキ仕上げ。シューズと合わせた際に裾をくしゃっとためて履いてもカッコ良いです。
ウエスト部分に2タックが入りゆるやかにテーパードがかかったシルエットになっています。
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以上が、今回ご紹介した「チノパン、チノトラウザーズ」。ちょっと写真がベージュ過ぎたかもしれませんが、チノパンってやっぱベージュが定番ですからね。もちろん他の色も出しているので、見てみてください。
今回もこの中のパンツどれかを選んでもらえれば、間違いないですよ。